オンラインカジノに違法性はあるのかを考察する
オンラインカジノは違法ではない
現在、日本国内では「賭博法」が存在しますが、海外のオンラインカジノを日本国内で取り締まる事は法律上不可能です。
これは、厳しいライセンスを取得した海外のオンラインカジノは、日本国内でプレイするだけなら「賭博法」には該当せず、明確な法律も存在しないからです。
それでも初心者にとっては・・・
「オンラインカジノは違法じゃないの？」
「何が原因で逮捕されるの？」
「もし逮捕されたら、何の罪に問われるの罰金とかどうなるの？」
「逮捕されないためには、どうすれば良い？」
この様な疑問や悩みが多いことでしょう。
ここからは、この疑問や悩みを解決するために詳しく解説していきます。
ライセンスの取得
「オンラインカジノは違法じゃないの？」
先程もお伝えしましたが、オンラインカジノは海外で厳格なライセンスを取得して合法的に運営されているので、個人がプレイする事に問題はありません。
運営のためには、各国政府が審査を行い、「運営ライセンス」の取得が必要となります。
各国によって審査基準は違いますが、特に審査が厳しい分、信頼性が高いライセンス発行国は以下と通りです。
・マルタ共和国
・イギリス（UK)
・キュラソー島
・マン島
・ジブラルタル
これらの国のライセンスを取得していれば、特に信頼性が高くなるので安心出来ます。
また、２００国以上でオンラインカジノは合法と認定されていて、今後日本も合法化されるかどうかが注目されています。
インターネットカフェカジノでのプレイ
「何が原因で逮捕されるの？」
厳しいライセンスを取得しているにも関わらず、日本国内で逮捕や罰金が課せられる事例があります。
それはインターネットカフェカジノ（別名「インカジ」）と呼ばれる、インターネットカフェを装い、オンラインカジノを利用してその場で金銭のやりとりが行われているケースです。
インターネットカフェと同じように個別ブースが設けられ、その場でプレイした後、金銭のやりとりが発生しているケースで、これは後ほど説明する刑法第186条に該当します。
気軽に楽しめる反面、この様な違法行為が摘発されるケースもあるので、注意が必要です。
２種類の賭博法
「もし逮捕されたら、何の罪に問われるの罰金とかどうなるの」
現在、カジノ等で違法行為に該当する法律は「賭博法」があり、２種類存在しています。
・単純賭博（刑法185条）
→ 賭博行為は、50万円以下の罰金、または科料として処される
・常習賭博および賭博場開帳等図利（刑法186条）
→ 常習賭博は、3年以下の懲役。賭博場開帳、又は博徒結合による利益を図った者は、３カ月以上５年以下の懲役。
この２つの法律には、”胴元の検挙を目的とする”ことが条件となっています。
つまり、海外のオンラインカジノは胴元が海外に存在しているので、日本国内の法律では取り締まることが出来ないというわけです。
先程取り上げたインターネットカフェカジノは刑法186条に該当し罰せられますが、個人が自宅等で、オンラインカジノをプレイする事に関しては、上記の２つの法律は該当しないという事になります。
より安全にオンラインカジノを楽しむ為には
「逮捕されないためには、どうすれば良い」
ここまで紹介した、『インターネットカフェカジノに行かない』『賭博法に該当する行為は行わない』等はもちろんですが、簡単にアカウント登録が出来て、いつでもプレイが楽しめるオンラインカジノでは、”いつ自分が巻きこまれてしまってもおかしくない”と不安に思う人もいることでしょう。
ここでは、アカウント登録時に注目するポイントを３つ紹介します。
各国政府が発行したライセンスを取得しているか
各国政府が発行したライセンスを取得しているかが１つのポイントになります。
ライセンスを取得してるサイトも多く存在していますが、なかには何処の国のライセンスなのか不明なものや実存しないものもあります。
選ぶ基準としては、政府公認で利用規約にしっかりと表示されているライセンスを所持しているかがポイントです。
上記で紹介した、マルタ共和国などの信頼性があるライセンスを取得してれば安心です。
第三者機関の制度はあるか
政府公認のライセンスに加えて、安全性や公平性を監査をする『第三者機関の認証』も重要なポイントです。
『eCOGRA』や『GLI』が代表的ですが、オンラインカジノサイト全てが第三者機関の認証を受けている訳ではありません。
認証を受けることで、そのオンラインカジノの信頼性は更に高くなりますが、必ず認証を受けなければならないという事では無いので、判断するポイントの１つとして捉えておきましょう。
サポート体制は充実しているか
オンラインカジノは海外サイトなので、日本語サポートに対応していないサイトも存在します。
しかし、現在は大手を中心に多くのオンラインカジノサイトが日本語対応を設定していて、プレイする事に関して困る部分も少ないでしょう。
より安心さを求めるならば、サポート内容のチャット、メール、電話の全てに日本語対応していて、２４時間もしくは長い時間のサポートを行っているカジノサイトをオススメします。
まとめ
今回は「オンラインカジノの違法性」ついて解説してきました。
今回の記事をまとめると、
● オンラインカジノには明確な法律が無く、インターネットカフェカジノの様な『２種類の賭博法』に該当しない限り違法とはならないが、いわゆる『グレーゾーン』なので、細心の注意が必要となる。
● より安全に楽しむ為には、『各国承認の厳格なライセンス取得』や『第三者機関の認証受理』を確認しつつ、『日本語サポート対応』が充実しるオンラインカジノサイトにアカウント登録すれば、違法性を気にすることなく、より安全に楽しむ事が出来る。
以上となります。
ご自身の金銭状況に合わせて余裕をもった入出金と今回紹介した違法性に気を付けながら、安全に楽しくプレイする事をオススメします。
